こんにちは
自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング 高橋成大(せいだい)です。
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緊張してしまう先生、あがり症の先生…2つの方法で完全克服!
それは、「準備」と「マインドセット」です!
あがり症の克服は、準備万端で臨むことと、適切なマインドセット(*1)を持つことで可能になります。完璧を求めず、失敗を恐れず、小さな成功体験を積み重ねていくことで、自信がつき、緊張が和らぎます。
なぜなら、脳の反応を理解し、対処法を身につけることで克服できるからです。
あがり症は、脳が危険を察知し、交感神経が過剰に反応することで起こります。心拍数の上昇、発汗、震えなどは、この反応によるもの。しかし、脳は学習によって反応を変えられるため、適切な準備とマインドセットで、この反応をコントロールできるようになります。準備によって「大丈夫」という安心感を脳に覚えさせ、マインドセットによって「失敗しても良い」という柔軟な姿勢を身につければ、緊張は軽減されます。
たとえば、次のような事例を紹介します。
事例 1:万全の準備で安心感を高める
多くの先生は、授業準備には慣れていると思います。しかし、全校集会や学年集会など、大勢の前で話すとなると、準備不足になりがちです。話す内容を綿密に計画し、資料や視覚補助教材を用意することで、安心感が増し、緊張が軽減されます。
具体的には、①スピーチの内容を箇条書きで書き出し、話す順番を決め、時間配分を意識する。②パワーポイントなどの資料を作成し、視覚的な情報を加える。③実際に声に出して練習し、スムーズに話せるようにする。④集会当日の会場を確認し、マイクやプロジェクターなどの設備に慣れておく。
事例 2:マインドセットを変え、失敗を恐れず挑戦する
完璧主義は、あがり症を悪化させる原因の一つです。完璧を求めすぎると、些細なミスでも大きく落ち込み、次の機会にも緊張が強まります。そのため、「完璧でなくても良い」「失敗しても大丈夫」というマインドセットを持つことが重要です。
具体的には、①過去に失敗した経験を振り返り、そこから学んだことをリストアップする。②失敗は成長の機会だと捉え、前向きに考える。③集会後、自分自身を褒めてあげ、小さな成功体験を積み重ねる。④同僚や先輩教師に相談し、アドバイスを求める。
小さな一歩から始めよう
あ がり症は、克服できる問題です。準備を万全にし、適切なマインドセットを持つことで、緊張を軽減し、自信を持って話すことができるようになります。完璧を求めず、小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。まずは、小さな一歩から始めてみましょう。
*1 マインドセット=個人の思考や判断のパターン、価値観、信念窓を指す言葉
マインドセットについては、ご相談ください。十数種類のワークで、あなたのマインドセットを良い方向へ導けます。
詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。一緒に考えて、あなたに合った方法を見つけましょう。