新学期が始まって登校を渋る子には、〇〇するといいですよ

こんにちは

自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング  高橋成大(せいだい)です。

 

 

 新学期が始まりました。子どもたちは、新しいクラス、新しい先生、新しい友達との出会いに胸を膨らませ、期待に満ちた気持ちで登校したはずです。しかし、現実はそう甘くありません。 仲の良い友達とクラスが離れてしまったり、苦手な友達と同じクラスになってしまったりと、様々な理由で登校を渋る子どもも少なくないのが現状です。 中には、登校拒否にまで発展してしまうケースもあるかもしれません。 そんな時、親としてどう対応すれば良いのでしょうか? この記事では、新学期に登校を渋るお子さんへの効果的な対応についてご紹介します。

1 それは 「子供の気持ちに寄り添う」ことです

 なぜ「子供の気持ちに寄り添う」ことが大切なのか?

 子どもが登校を渋る背景には、様々な要因が考えられます。 友達関係の悩み、学習面での不安、先生との関係、学校生活への適応の困難さなど、その原因は様々です。 しかし、共通しているのは、子どもが強い不安やストレスを抱えているということです。 この不安やストレスを軽視したり、無視したりすると、子どもの心はさらに傷つき、不登校などの深刻な問題に発展する可能性があります。

 そこで重要なのが、「子供の気持ちに寄り添う」ことです。 これは、子どもの気持ちを受け止め、共感するということです。 子どもが安心して自分の気持ちを話せるような環境を作ることで、問題解決への第一歩を踏み出せます。 「子供の気持ちに寄り添う」ことによって、子どもは一人で抱え込まずに済み、親子の信頼関係が深まります。 その結果、子どもは困難な状況を乗り越える力を取り戻せるのです。 一方、親が子どもの気持ちを理解せず、一方的に叱ったり、無理やり登校させようとしたりすると、子どもはさらに不安になり、登校拒否などの深刻な問題に発展する可能性が高まります。

2 親がしてはいけない言葉

 子どもが登校を渋っている時、つい感情的に叱ってしまったり、励ますつもりで逆効果な言葉を言ってしまいがちです。 以下は、親が子供に言ってはいけない言葉の例です。

「そんなことで悩んでないで、さっさと学校に行きなさい!」:子どもの気持ちを無視した、一方的な命令は逆効果です。不安や悩みを理解しようとせず、押し付けるような言葉は、子どもの心をさらに閉ざしてしまいます。

○○ちゃん(友達)はちゃんと行ってるのに、あなただけずるい!」:他の子と比較するのは厳禁です。子どもは、自分の気持ちを理解してもらえず、さらに劣等感を抱いてしまうでしょう。

「学校に行かないと、将来どうなるのよ!」:将来への不安を煽る言葉は、子どもの負担を増やすだけです。目の前の問題解決に集中できるよう、サポートすることが大切です。

「みんなと同じようにしなさい!」:個性や違いを尊重せず、画一的な行動を強いる言葉は、子どもの自尊心を傷つけます。

3 効果的な声かけとその後の対応

 では、具体的にどうすれば「子供の気持ちに寄り添う」ことができるのでしょうか?

 「学校に行くのがつらいんだね。どんなことが不安なの?」 と、まず子どもの気持ちを丁寧に聞き出します。 話を聞く際には、否定したり、遮ったりせず、じっくりと耳を傾けましょう。 共感の言葉を添えることで、子どもは安心して自分の気持ちを話せるようになります。

 その後の対応・・・・

4 まとめ

 新学期のスタートは、子どもにとって大きな転換期です。 親御さんは、「子供の気持ちに寄り添う」ことを実践し、適切なサポートをすることで、子どもが安心して学校生活を送れるよう、力になってあげましょう。 決して、子どもを責めたり、無理強いしたりせず、温かい言葉と行動で、子どもを励ましてください。 そして、必要であれば、学校や専門機関に相談することも検討しましょう。 一人で抱え込まず、周りの大人に助けを求めることも大切です。

 それでもうまくいかない場合は、ご相談ください。寄り添った後、どのように対応したらよいのかをお話しします。

詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。一緒に考えて、あなたに合った方法を見つけましょう。