こんにちは
自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング 高橋成大(せいだい)です。
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こんにちは
自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング 高橋成大(せいだい)です。
今日は夫婦間のあるあるをストーリー形式でお伝えします。
(ある夫婦のすれ違い)
「またそんな言い方して……子どもが怯えてたよ」
夕食の後、妻のその一言で、夫は黙り込んだ。
そして低い声で言った。
「甘やかしてばかりじゃダメだろ。ルールは守らせるべきだろ」
(すれ違いが起きた具体的な場面)
小学2年の息子が、約束の時間を過ぎてもゲームをやめなかった。
それを見つけた夫は、リビングに響き渡るような声で怒鳴った。
「何度言ったらわかるんだ!ゲームは1時間までって言っただろ!」
息子は驚いて泣き出し、そのまま部屋にこもってしまった。
妻は、ただ黙ってその様子を見ていた。
(対立の背景)
夫は厳しい家庭で育った。
少しでも間違えばすぐに怒られ、「自分で考える前に従え」という空気だった。
だからこそ、「ちゃんとした人間になるためには、叱ることが必要」と思っていた。
一方、妻は全く逆だった。
感情的に怒られることが多く、そのたびに心を閉ざしていた。
だからこそ、「子どもの気持ちを受け止めたい」と思っていた。
(話し合いのプロセスと工夫)
翌日、妻は静かに話し始めた。
「昨日、あんなふうに怒鳴られて、〇〇(息子)はびっくりしてたよ。
“パパが怖い”って、寝る前にぽつんと言ってたの」
夫は黙って聞いていた。
「でもさ、私も“ちゃんとしてほしい”って思ってるよ。
ただ……“伝わる叱り方”にしたいんだよね」
話し合う中で出てきたのは、
「そもそも叱る目的って何だろう?」という問いだった。
怒鳴ることで子どもが“なぜ悪いのか”を理解するとは限らない。
むしろ「怖いからやめる」だけになってしまうこともある。
それなら──
「“どうしてそれがダメなのか”を一緒に考える時間の方が大事かもしれないね」
(変化)
夫婦で話し合って決めた新しいルールはこうだった。
最初はうまくいかないこともあった。
けれど、「叱る」ではなく「伝える」に切り替えてから、
息子の表情に少しずつ変化が見えた。
(まとめ)
完璧な親じゃなくていい。
でも、「夫婦で子どもにどう向き合いたいか」は、話し合って決められる。
あなたは“叱る”とき、何を伝えたいですか?
詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。一緒に考えて、あなたに合った方法を見つけましょう。