【先生が怖かったあの頃の私へ】(自分の体験談より)

こんにちは

自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング  高橋成大(せいだい)です。

 

 

〜「失礼します」と職員室に入れなかった記憶〜

今日は、ある小学校で初任者指導の日でした。
お昼休みのこと。

小3の男の子が、ちょこんと職員室のドアを開けて、こう言いました。
「失礼します。これ、10枚コピーしてください」

きっと担任の先生に頼まれて来たのでしょう。
少し緊張しながらも、ちゃんと自分の役割を果たしているその姿に、私は思わず目を細めました。


ふと、自分の子ども時代を思い出しました。

「職員室」って、私にとっては“呼び出される場所”。
ちょっとした緊張感と恐怖が入り混じった場所でした。

だから…
あの子のように自然に「失礼します」と入っていけるなんて、当時の私にはとてもできなかった。
私にとって先生は、「叱られるとき」や「注意されるとき」にしか関わらない存在だったように思います。
「先生に話しかける=怒られること」みたいな思い込みが、心の中にあったのかもしれません。


こうした記憶って、大人になっても無意識の中に残っています。

例えば、

  • 上司や年上の人に話しかけるときに、極端に緊張する
  • 何か頼むときに「迷惑をかけていないかな」と必要以上に不安になる
  • 「失敗してはいけない」「目立ってはいけない」と思ってしまう

それって、もしかすると「愛着」にまつわるものかもしれません。
あるいは「アダルトチルドレン(AC)」と呼ばれる、子ども時代に心の中で築いてきた“対人関係のクセ”が関係していることもあります。


もちろん、あの子が職員室に入れたことが「すごい!」というわけではありません。
でも、子ども時代の自分の不安や怖さに「よく頑張っていたね」と声をかけてあげたくなりました。

今も人との関わりで「どこかうまくいかない」「妙に気疲れする」と感じている方へ。

それはあなたの「性格のせい」ではなく、
子ども時代に育んできた“心の反応”かもしれません。


私自身も、そんな記憶を一つずつ見つめ直すことで、
少しずつ「他人の目」から解放され、
「自分を大切にできるようになった」経験があります。

だからこそ、
今、人間関係でモヤモヤしているあなたの力になれたらと思っています。


◆もしよかったら、こちらも読んでみてください

  人間関係に悩む人へ 

詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。一緒に考えて、あなたに合った方法を見つけましょう。