こんにちは
自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング 高橋成大(せいだい)です。
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こんにちは
自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング 高橋成大(せいだい)です。
子どもにとって学校は、社会性を育み自立への第一歩を踏み出す大切な場所です。しかし、親の過干渉が原因で、子どもが不登校になってしまうケースも少なくありません。今回は、親の過干渉が不登校につながる原因(1つ目)を具体例を交えて紹介します。
1.子どもの自立心を阻害する
過干渉な親は、子どもの身の回りのことを全てやってあげがちです。そのため、子どもは自分で問題解決する能力や、主体的に行動する機会を失ってしまいます。学校生活においても、課題の提出や友達関係の構築など、自分で解決しなければならない場面が多くあります。しかし、過干渉によって自立心が育まれていない子どもは、これらの課題に直面した際に、強い不安やストレスを感じ、学校に行けなくなってしまうのです。
事例① A 君は小学 5 年生。宿題はいつも母親が管理していました。計画を立てたり、時間管理をしたりする経験はなく、自分で宿題を進めることなど考えられませんでした。そのため、学校で宿題が分からなくなると、途端にパニックになり、泣き出してしまい、結局学校を休むようになってしまいました。
母親は A 君の不登校を深刻に受け止め、学校に連絡を入れ、担任の先生と面談しました。先生は、A 君の宿題の遅れや、授業への参加不足を指摘し、家庭での学習習慣を見直すよう促しました。母親は先生の話に同意し、A 君のために家庭学習のサポート体制を強化しようと決意しました。
しかし、母親のサポートは、A 君にとってさらに大きなプレッシャーとなってしまいました。母親は、A 君に毎日決まった時間に勉強させるため、細かく学習計画を立てました。さらに、A 君の勉強の様子を常に監視していました。
母親の完璧主義的なサポートは、A 君にとって息苦しいものでした。A 君は、自分のペースで勉強することができず、常に母親の視線を感じながら勉強しなければなりません。
以前は、宿題が分からずパニックになるという症状でしたが、母親の過剰なサポートによって、パニック症状はさらに悪化しました。勉強する時間以外でも、母親の監視が常にあり、A 君は自分の時間を持つことができませんでした。ますます孤立感を深めていきました。
母親は、A 君を不登校にした原因を、学校の先生や友達、あるいは A 君自身にあると考えていました。しかし、A 君の不登校は、母親自身の過剰なサポートが原因であることに、母親自身は気づいていませんでした。
この事例では、母親の善意によるサポートが、結果的に子どもの精神状態を悪化させてしまうという過干渉の危険性を示しています。 A 君のケースは、親の過干渉が不登校の原因であるだけでなく、その後の対応が症状を悪化させているという点で、問題の深刻さを浮き彫りにしています。
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