「心の奥にいる、傷ついたままの小さな“私”
──それがインナーチャイルドです」
① 傷ついたままの「内なる子ども」

🟠 「ひとりぼっち」
誰にも気づかれず、そっと泣いていた小さな私
ほんとうは、甘えたかった。
ほんとうは、わかってほしかった。
でも、気持ちを伝えるすべを知らず、
一人きりで感情を抱え込んでしまった――
そんな「小さな私」が、今も心の奥で
そっと息をひそめて
生きているかもしれません。
② もう一人の自分としての子ども

🟢 「向きあう」
あなたの中に、ずっと待っていた子がいる
大人になった今の私と、
子どもの頃の私が出会い、向き合うとき。
「どうだった?苦しかったよね」
「あなたに会いに来たよ」
そんなふうに声をかけてみると、
ずっと言えなかった想いが、少しずつ溶けていきます。
インナーチャイルドとの対話が、癒しの第一歩です。
③ 大人の自分が手を差し伸べる

🔵 「迎えにいく」
もう大丈夫。今の私が、迎えにきたから
小さな私の手を取って、
ゆっくりと、でも確実に歩き出す。
もう一人じゃない。
傷ついた過去も、自分で抱え込まなくていい。
自分自身を救う旅が、ここから始まります。
④ 潜在意識にいるインナーチャイルド

🟣 「気づいて」
気づかないふりをしてきた、心の奥の声
「どうせ、私なんか…」
「また怒られるかもしれない…」
その無意識の反応は、過去の傷が今も残っている証。
ふとした瞬間に現れる不安や怖れは、
インナーチャイルドからの「気づいて」のサインかもしれません。
自分の内側に静かに目を向けてみましょう。
⑤傷ついた私を、胸に抱きしめる

🟡 「もう大丈夫」
傷ついた私を、胸に抱きしめる
怖かった、寂しかった、悲しかった――
そんな過去の想いを、
今の私が、やさしく受けとめてあげる。
「もう頑張らなくていいよ」
「そのままのあなたで大丈夫」
そう伝えてあげたとき、
インナーチャイルドは、安心して力を抜き、
そっと胸の中に帰ってきます。
自分にやさしくなれると、
新しい一歩が自然に踏み出せるようになるのです。