「職員旅行、2日目にはもう帰りたくなる私」

こんにちは

自分らしい生き方を手に入れるメンタルコーチング  高橋成大(せいだい)です。

 

 

── 人といるのが嫌いなわけじゃない。でも、心が疲れる理由。(自分の体験談より)

 

私は職場の人間関係に困っているわけではありません。
休憩時間にはよく話しますし、気の合う仲間もたくさんいます。
それでも──職場の旅行に行くと、2日目にはもう帰りたくなるのです。

 

バス移動だから途中で抜けられない。
「みんなといる時間」には付き合うけれど、心の中では早く帰りたくてたまらない。

 

この感覚、どこから来るんだろう?
ずっと「自分のワガママかな」と思っていました。
でも、あるときふと、小学生の頃の記憶がよみがえったんです。

 


「一人の方が、気が楽だった」

── 東京から引っ越してきた小学生の私

 

私は小学生の頃、東京から転校してきました。
なかなか友達ができず、学校が終わるとすぐに家に帰っていました。

 

放課後、何人かの子が「野球やらない?」と声をかけてくれました。
でも、野球はほとんどやったことがなく、ルールもよく知らなかった私にとっては、
「できなかったら何か言われるかも」という不安の方が大きかった。

 

みんなの輪に入れない自分。
だけど、入らないことで心を守っていた自分。

 

人といることは嫌いじゃない。
けれど、“無理してまで一緒にいること”が、つらかったんです。

 


「ああ、これは“昔からの私”なんだ」

── つながりたいけど、離れたくなる。矛盾する気持ち

 

職場旅行の2日目に帰りたくなる感覚は、
あの頃と少しも変わっていない自分がいたことに気づきました。

 

  • 人といるのは楽しい
  • でも、気を張っている時間が続くと、疲れてしまう
  • 一人になると、ホッとする

 

これって、HSP(繊細な気質)やAC(アダルトチルドレン)
そして愛着スタイルとも関係があるのかもしれません。

 


「傷つかないように、心が覚えた“距離の取り方”」

 

人は、幼いころの経験から、
「どうすれば自分の心が守られるか」を、無意識に学んでいます。

 

  • できないことを笑われたくない
  • 空気を読んで合わせてしまう
  • 自分を出すより、黙っていたほうが安全

 

そういう「心の防衛」が、自分でも気づかないうちに身につく。
それは決して悪いことじゃない。**とても健気な“生きる力”**です。

 

でも、大人になってもそのパターンが続いていると、
人との距離に疲れたり、「なんで私はこうなんだろう」と悩んだりしてしまうのです。

 


「私には、私のペースがある」

── 気づけただけでも、心が少しラクになる

 

私自身、「ああ、そうか。これは“私が悪い”んじゃない」と気づいたとき、
すーっと心が軽くなりました。

 

人と過ごす時間も、自分の時間も、どちらも大切にできるようになったら、
もう無理しすぎなくてもいい。そう思えたのです。

 


「人づきあいに疲れる…」そんなあなたへ

 

もしあなたが、

  • 旅行や集まりの2日目になると、急に疲れてしまう
  • 一人の時間がないと落ち着かない
  • 楽しいはずの場で、なぜか心が離れていく

 

そんな感覚を抱えているなら、
それはあなたの心が、「本当のあなた」を守ってきた証拠かもしれません。

 

そして、それは変えられるものでもあります。
「つながり方」は、あとから育て直すことができるのです。

 


🌿 自分を知り、心を癒したいあなたへ

 

▶︎ [心に寄り添うリトリート]
(人間関係で疲れた方へ。そっと心を整える時間)→ 人間関係に悩む方へ

 

▶︎ [やさしさに敏感なあなたへ]
(HSPの気質を大切にしたい方へ)→ HSP気質でお悩みのあなたへ

  

ほんの少し、自分にやさしくなれるヒントが
ここにあります。

詳しく知りたい方は、ぜひご相談ください。一緒に考えて、あなたに合った方法を見つけましょう。