オンライン・カウンセリング《輝き》

　夫婦間のコミュニケーションで気を付けたいことの１つ：積極的な傾聴

　夫婦間のコミュニケーションで気を付けたいことの１つに、「積極的な傾聴」があります。これは、良好な関係を築くためにとても大切です。積極的な傾聴とは、単に相手の言葉を聞くだけでなく、相手の気持ちや状況を理解しようと努めることです。具体的には、以下４つのポイントを意識しましょう。

①視線を合わせ、相手の話に集中する: スマホやテレビなど、他のことに気を取られないようにしましょう。相手は「無視されている」「話しても価値がない」「愛情を感じられない」「不信感や怒りを覚える」など、ネガティブな感情を抱く可能性があります。夫婦間では、お互いに尊重し、愛情を持って接することが大切です。話している時は、スマホやテレビを一旦置いて、相手の話に集中しましょう。

②相槌を打つ: 「うん」「そうだね」「へえ」など、適度な相槌を打つことで、相手の話に耳を傾けていることを伝えましょう。そうすると相手に「自分の話を聞いてくれている」という安心感を与えます。また、会話が途切れることなくスムーズに流れ、より自然なコミュニケーションを促します。さらには、より深く相手の話を理解しようと努めていることや相手との距離を縮め、親近感を高めるなどの効果があります。

③感謝を伝える: 「いつも〇〇してくれてありがとう」「〇〇がいてくれて本当に嬉しい」「〇〇のおかげで助かっているよ」など素直な気持ちを伝えることで、相手を喜ばせ、二人の関係はより一層良好になります。

④自分の意見を押し付けない: 相手の話を遮ったり、自分の意見ばかりを主張したりしないようにしましょう。相手の意見にも耳を傾けることで、お互いにストレスを軽減することができます。そうすることでお互いを尊重し合える良好な関係を築くことができます。

　夫婦間のコミュニケーションは、この４つを意識することで、より深く理解し合い、良好な関係を築くことができるでしょう。

　その他にも、夫婦間のコミュニケーションで大切なことがあります。